対話観賞って何かやぁ【実施レポート】

2023.10.27

10月7日(土)に須坂版画美術館で行われた「対話観賞ワークショップ」には、10代〜60代まで10名の方が参加してくださいました✨

山際が須坂の美術館で行う最初のワークショップとなった今回。対話観賞の醍醐味は、やはりその日初めて出逢った人達それぞれの人生の軌跡が垣間見えるような対話が、絵を前に自然と紡ぎ出されていくこと。そんなことをじわじわと実感する時間にもなりました。

今回の企画展示「ハツヤマイズム -没後50周年 初山滋 版画展-」では、版画家であり、児童画家としても活躍した初山滋(1897〜1973)の、温かくもどこか不思議な世界に浸ることができます。

そんな初山展で行われる今回の対話観賞ワークショップでは、絵を前に、私たちの中に立ち現れる様々な感情を言葉にすることで、普段は秘めている想いがふっと蓋をあけることも。作者が作品に込めた熱が、私たちの中で蘇り踊り出す瞬間でもあります。

今回は、2作品を対話による観賞でじっくり掘り下げた後、「自動筆記法」を使った言葉のワークショップも行いました。「自動筆記法」とは、無意識を前景化するために、5分程、筆を止めずに言葉を書き続けるエクササイズのような手法。対話観賞の後に、右脳が活性化された状態で言葉を書き出すことで、自分が今(意識的あるいは無意識的に)感じていることを発見することができます。

絵によるインスピレーションを受けとった後、自分自身の内面への旅にも出る今回のワークショップ。日常の見方、考え方、受け取り方、様々な固定概念に風穴を空けてしまったりもする、対話観賞の魅力に出会うことができます。

この秋、対話観賞デビューしてみませんか…?
明日10月28日(土)も、須坂版画美術館でお待ちしております

【詳細はこちら】

https://suzaka-kyougikai.com/4194/
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アートプロジェクトディレクター。福武財団を経て、国立美術館のミュージアムエデュケーターとして探求・対話・表現のアートプロジェクトや教育プログラムを企画。2023年、長野県に移住し、世界との接点に風穴を開けるアートプロジェクト、「ハロー地球:未来をつくる、リベラルアーツ部」や「スザカ写真部」を立ち上げ、主催している。豊かな自然環境を生かした教育プログラム「森ラボ」の企画運営や、46億年の地球史を歩く「ディープタイムウォーク」とアートを掛け合わせたプロジェクトも展開。アーティストとしては、映画や音楽を中心とした制作活動に取り組みながら、古民家や高原など様々な場所での発表を続けている。

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